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  第1話 「司会者の種類ってどんなものがあるの?」  

司会といってもその仕事の種類はきわめて豊富。テレビ番組の司会、コンサートの司会、地域のお祭や運動会などイベントの司会、表彰式や竣工式など式典の司会、シンポジウムや各種総会など会議の司会、結婚式の司会…。もちろん晴れやかな司会ばかりではない。
(私はまだ経験したことがないのですが)厳かな葬儀司会という仕事もありますよね。

今ここにざっとあげた司会は、どれもプロ司会者にとって大舞台とでも呼べる、重責を担った仕事だといえるでしょう。プロとしての技量や経験が求められるばかりか、自分なりに極めようと努力すればするほど、限りない奧深さを知らしめさせられることも多いのです。


もちろん、そんなビッグイベントじゃなくても、何らかの形で司会が登場する機会は私たちの日常生活の中にたくさんあります。
自治会の会合、職場の会議、PTAの集会、学級委員会、敬老会、お誕生会…。
そうです。プロ司会者とまではいかなくても、日頃何かの集まりで司会の役目を果たしている人は大勢いるのです。

「人々がある共通の目的のために特定の場所に集まったとき、その目的を無事達成するために司会者がそこに求められている」と私は考えます。
「集まりの数だけ、司会がいる」と言っても過言でないでしょう。


したがって、もしあなたが、「別にプロにならなくてもいいから、どこかで何かの司会をしてみたい」というのであれば、アンテナを敏感に張り巡らすことで、比較的容易に司会のチャンスに遭遇できるはずです。地域の広報紙などでボランティアの募集があれば問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。

「プロになりたいからこのサイトに来たのよ!」という方は、第2回以降をご覧あれ。

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