兵庫県臨時災害放送 【FM796 フェニックス】 (1995/2/15〜3/31) |
私にとってラジオと言えば、FMフェニックス。
阪神淡路大震災の直後に兵庫県の臨時災害放送としてスタート。
周波数の79.6MHzと、復興への願いから「FM796 フェニックス」と名付けられました。 |
1995年2月15日、FMフェニックスが開局 |
開局の第1声を発信 |
スタジオは兵庫県兵庫県庁内に急造 |
機材はNHK神戸が提供 |
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兵庫県庁の片隅に急きょ作られたスタジオから、1か月半という短い期間でしたが災害と復興に関する情報を発信し続けました。
今私に何ができるのか、今何を伝えなければならないのか、がれきの残る神戸の街を連日歩きながら、自分に問いかけ、そして悩みながらの放送でした。 |
(よみうりテレビ映像より) |
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どれだけの人にその声が届き、どれだけの人のお役に立てたのか、
未だにそれはわかりません。
ただ言えるのは、所詮ちっぽけな存在でしかない私も、
その瞬間精一杯生きていた、ということです。
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1995年3月31日、閉局日を迎える |
ラストメッセージを発信 |
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